2018年 藤野&富士夏のパーマカルチャーデザインコース

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開催期間

2018年8月10日(金)〜8月19日(日)- 9泊10日
*8/15日〜19日は応用編になります。基礎編を既に受講された方はこちらの応用編にご参加ください。
このデザインコースを終了された方にはパーマカルチャーデザインコース修了証が授与されます。


開催場所

今回は前半が藤野のPCCJ、後半は富士山の麓のフジエコパークビレッジになります。2つの違ったパーマカルチャーのデザインと施設を楽しむことができます。

[基礎編 8/10-14日]
パーマカルチャー・センター・ジャパン
住所:〒252-0186 神奈川県相模原市緑区牧野1653
TEL:0426-89-2088
FAX:0426-89-2224
e-mail info@pccj.net

[応用編 8/15-19日]
富士エコパークビレッジ
住所:〒401-0338山梨県南都留郡富士河口湖町富士ヶ嶺633-1
Tel:0555-89-2203
Fax:0555-89-3377


デザインコース概要

Ⅰ.デザインコースの目標

1.デザイン思考の習得

−あらゆる物や行為についてその意味(役割)を理解し、その意味に統合的な文脈をつけていくパーマカルチャー・デザインの基本的な思考方法を習得します。

2.パーマカルチャーの基本となる考え方および知識の習得

−パーマカルチャーの哲学と、基礎となっている科学、伝統文化、そして人間に対する理解を深めます。

3.パーマカルチャーの倫理や原則の習得

−自然と人間の英知の蓄積である文化から学んだ、パーマカルチャー・デザインの倫理と原則を学習し、様々な活動や生活におけるそれらの応用、そしてデザインの実習を行います。

4.持続可能な社会を築いていく為に必要となる感性、理解力、創造力の涵養

−様々な対象について、創造的なデザインを行うための発想方法や表現の仕方などを学習します。

5.デザイン実習を通じてのデザインの全体過程の経験とパーマカルチャーの原則などの実際の場への応用方法の習得

Ⅱ.デザインコースの流れと構成

1.流れ

−理論や原則などパーマカルチャーの基本を講義で学んだ後、海外や国内の実践地で作られている具体的な設備やシステム例を参考にして、さらにデザイン実習において独自性のあるデザインを完成させます。この過程で、併せて、デザインのプロセスも学習します。

①基本—応用—実習
②観察—ヴィジョン作り−デザイン
③小さいデザイン−大きいデザイン
④部分のデザイン−全体デザイン

2.構成

−デザインコースは基本的に以下の5つのパートにより構成されています。

①講義
②観察・考察実習
③実例分析
④デザインの実習
⑤プロジェクトデザイン

Ⅲ.内容

1.パーマカルチャーの基本
・哲学:パーマカルチャーが実現しようとする世界のあり方
・背景:パーマカルチャーが必要とされている現代の状況と歴史的な位置づけ
・基礎

−科学:生態学、システム論、パターン
−伝統文化:文化の意味と役割、文化の生成
−人間の感性:自然の声を聞き人の気持ちを感じる人間が本来持っている力

・デザイン論
・倫理
・原則

2.基礎知識
・デザイン手法
・エネルギー
・水
・建築
・土壌
・植物/動物
・ランドスケープ
・コミュニケーション
・コミュニティ
・都市
・経済/社会

3.事例分析

−パーマカルチャーの実践地および日本の伝統文化の中などで参考となる例の分析を行う。また日本国内における実践地の見学なども行う。

・個人の実践地
・民家
・庭、菜園
・コミュニティガーデン
・エコビレッジ

4.デザインワーク
・現場の観察と記録
・図面の描き方
・デザイン実習

5.プロジェクトデザイン

−実際の場を題材として観察を行い、デザインする。


基本的なスケジュール

6:30- 8:00 農作業(希望者のみ)
8:00- 9:00 朝食
9:00-10:30 講義
10:30-11:00 休憩
11:00-12:30 講義または実習
12:30-13:30 昼食
13:30−15:00 講義または実習
15:00−15:30 おやつ
15:30−17:00 講義または実習
17:00−20:00 風呂と夕食
20:00−21:00 実践例の紹介及びディスカッション


参加費

基礎編:
PCCJ会員 65,000円 一般 70,000円 学生 50,000円

応用編:
PCCJ会員 65,000円 一般 70,000円 学生 50,000円

基礎編&応用編通し参加:
PCCJ会員 120,000円 一般 130,000円 学生 90,000円


プログラム

8月10日(金)

・オリエンテーション
・自己紹介
・講義「パーマカルチャーの基本1 パーマカルチャーの基礎」

−パーマカルチャーの目指すもの
−パーマカルチャーの基礎:自然、伝統文化、科学
−自然から学ぶ力−感性・知性・理性

・実習

−PCCJ農場の見学

8月11日(土)

・講義「パーマカルチャーの基本2 倫理」

−自由と倫理の関係
−自己に対する配慮
−地球に対する配慮
−人に対する配慮
−余剰物の共有と新しい経済

8月12日(日)

・講義「パーマカルチャーの基本3 原則」
・講義「パーマカルチャーの原則」

−循環性:ゴミは実は資源。ゴミになってしまうのは人間の知恵が足りないから
−多重性:重ね合わせることの工夫と楽しみ
−多様性:生命をより豊かにする関係性づくり
−合理性:の本当の意味は人間に優しいこと
−創造性とエッジ

・講義「デザインの意味/役割とプロセス」
・講義「パターンとシステム」

−自然が求める形とその応用
−システム思考

・実習「パターン探しとパターンの応用」

8月13日(月)

「自然を読み取る−土壌と植物」
・講義「土壌に対する理解とその利用」

−土の組成と役割
−土作りの方法

・講義「植物の利用の仕方とデザイン」
・実習「植物観察」
・実習「土壌調査」
・実習「ボカシ肥づくり」

8月14日(火)

・講義「パーマカルチャーの応用1−住空間」
・実習「里山長屋見学」
・実習「図面の描き方−建築図面と庭の図面」

8月15日(水)

-藤野からフジエコパークビレッジに移動します。

「パーマカルチャーの応用2−農園づくり」

・講義

「農場のデザイン」
「コンパニオンプランツの利用」
「動物と虫の利用」

・実習

「コンパニオンプランツを生かしたギルドづくり

8月16日(木)

「パーマカルチャーの応用2−水とエネルギー」

・富士エコパークビレッジ見学
・講義「エネルギーとその利用」
・講義「水の循環とその利用」
・実習「ロケットストーブづくり」

8月17日(金)

「パーマカルチャーの応用3 ―ランドスケープデザイン」

[午前]

・講義「ランドスケープデザインの歴史と役割」
・講義「庭と農場デザインの基本」」

[午後]

・講義「アーバンパーマカルチャーと都市のデザイン」
・講義「コミュニティガーデン」
・実習「パーマカルチャーの考え方を活かしたコミュニティガーデンのデザイン」

8月18日(土)

[午前]

「パーマカルチャーの応用2―コミュニティのデザイン」
・講義「コミュニティの意味と役割、そしてデザイン」

[午後]

「プロジェクトデザイン=パーマカルチャーリトリートセンターのデザイン」
・実習「プロジェクトデザイン」

−コンセプトデザイン
−ストラテジーデザイン
−システムデザイン
−ランドスケープデザイン
−アイテムデザイン

8月19日(日)

[午前]

・実習「プロジェクトデザインの完成」

[午後]

「プロジェクトデザインの発表と評価」

−プロジェクトデザインの発表
−これからの抱負
−修了式


集合と現地までの交通

[全課程参加の方]
集合場所:JR中央本線藤野駅
集合時間:2018年8月10日(祝)10:15 (中央本線高尾方面より藤野駅着10:01の電車にておいで下さい)

[応用編より参加の方]
集合場所:富士急行線河口湖駅
集合時間:2018年8月15日(水)10:00 (新宿駅バスターミナルから8:00前後に出るバスが便利かと思います。)


解散時間と場所

解散場所:富士急行河口湖駅
解散時間:2018年8月19日(日)17:00


宿泊

宿泊は男女別の相部屋になります。寝袋と枕カバーをお持ちください。
宿泊場所:基礎編期間中:パーマカルチャー・センター・ジャパン
応用編期間中:フジエコパークビレッッジ


持ちもの

・筆記用具
・寝袋と枕カバー
・着替え(防寒着もお持ちください)
・交換ギフト何か一品
・保険証
・一芸
・温かい心


参考文献

・パーマカルチャー
「パーマカルチャー菜園入門」
「パーマカルチャー 永続可能な農的暮らしに」(創森社)
「パーマカルチャー 農的暮らしの永久デザイン」農文協
「PERMACULTURE A DESIGNER’S MANUAL」Tagari Publications

・哲学・思想
「人間」(カッシーラ)岩波叢書
「イデオロギーとは何か」(イーグルトン)平凡社
「三つのエコロジー」(ガタリ)大村書店
「ノマドのユートピア」(レネ・シュレール)松籟社
「革命について」(ハンナ・アーレント)ちくま学芸文庫
「フーコーコレクション−性・真理」(ミッシェル・フーコー)ちくま学芸文庫

・生態学・植物学
「基礎生態学」(オダム)培風館
「おばあさんの植物図鑑」葺書房
「世界有用植物辞典」平凡社
「樹木学」(ピーター・トーマス)築地書館
「風土産業」三沢勝衛

・環境
「ターニングポイント」(フリッチョフ・カプラ)工作社

・農
「無Ⅲ 自然農法」(福岡正信)春秋社

・デザイン
「プロジェクトとパッション」(エンツォ・マウリ)みすず書房

・建築
「パタンランゲージ」(アレグザンダー)鹿島出版会
「木の家に住むことを勉強する本」農文協
「建築は如何あるべきか」(グロピウス)

・コミュニティ
「無為の共同体」(J.L.ナンシー)以文社
「コミュニティ」(ジェラード・デランティ)NTT出版

・社会
「モダニティと自己アイデンテティティ」(アンソニー・ギデンズ)ハーベスト社

・ランドスケープデザイン
「空間の生産」(アンリ・ルフェーベル)青木書店

・経済
「近代世界システムⅠ.Ⅱ」(ウォーラーステイン) 岩波書店
「スモールイズビューティフル」(シューマッハ)講談社学術文庫
「共生の大地」岩波新書



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